会長 石井一よりごあいさつ

ごあいさつ

日本マーキュリーの社長だった父が日本に招いたJATPの名演奏に魅せられた私は、ジャズのとりこになり、自分のクインテットを組んでジャズに明け暮れる学生時代を過ごしました。

ジャズマンとして生きていこうと一時期は真剣に考えましたが、その夢は果たせず、米国の大学院への留学などを経た後、国会議員として政治の道を歩んで実に50年近く、ほかの何を欠いても、ジャズとタバコだけは常に私の身の回りにありました。幾多の困難な政局の荒波を乗り越え、心身の衛生を保つことができたのも、ジャズとタバコの与えてくれる「至福のひととき」がもたらしてくれる開放感と安らぎがあったればこそのことだと思います。

自室で、寝室で、移動の車中で、旅先で、私の耳に流れつづけたジャズへの「恩返し」のために、佐藤修さんと相談してこの協会を設立しました。政治家として培ってきた経験と人脈とを十分に活かし、ジャズという芸術に対する理解の促進とジャズ・ミュージシャンの技芸に対する正当な評価とを、政府をはじめ、各方面に積極的に働きかけてまいる所存です。

ジャズ界の発展のために真摯に取り組む当協会へ、皆様の温かいご支援とご協力をお寄せ下さいますよう謹んでお願い申し上げます。

一般社団法人日本ジャズ音楽協会
会長 石井 一