2020年度 日本ジャズ音楽協会名誉会長賞

2020年度「日本ジャズ音楽協会名誉会長賞」についてお知らせします

2020年度「日本ジャズ音楽協会名誉会長賞」授与について

昨年に引き続き当協会では、去る10月14日、名誉会長(大島理森衆議院議長)賞の授与式を都内で挙行いたしました。(北村英治氏は欠席)

 写真は右から、外山恵子、原田イサム、高木毅 衆議院議院運営委員長、大島理森衆議院議長(当協会名誉会長)、石井一(当協会会長)、秋満義孝、五十嵐明要、佐藤修(当協会理事長)。

*名誉会長賞*

<2020年10月1日現在・五十音順>

 

秋満義孝(あきみつ・よしたか)【ピアニスト】1929年8月19日生まれ(満91歳)

東京都出身、武蔵野音楽大学ピアノ科中退。48年、「松本伸と一番オクテット」に入団し、53年、「鈴木章治とリズムエース」に参加。57年、「秋満義孝クインテット」結成。日本ジャズ音楽協会ジャズ大賞(2017)、文部科学大臣表彰(2018)。

 

 

五十嵐明要(いがらし・あきとし)【アルト・サックス奏者】1932年6月2日生まれ(満88歳)

東京都出身、我が国を代表するジャズ・アルトサックス奏者として永年にわたり活躍し、我が国音楽文化の振興に貢献している。日本ジャズ音楽協会ジャズ大賞(2017)、文部科学大臣表彰(2018)。

 

北村英治(きたむら・えいじ)【クラリネット奏者】1929年4月8日生まれ(満91歳)

東京都出身、慶應義塾大学文学部中退(特選塾員)。在学中にクラリネットを学び、51年、南部三郎クインテットでプロデビュー、54年、「北村英治とキャッツハード」を結成。77年より18年連続で米国モンタレー・ジャズ・フェスティバルに参加。南里文雄賞(1978)旭日小綬章(2007)。

 

外山恵子(とやま・けいこ)【バンジョー奏者、ピアニスト】1942年4月15日生まれ(満78歳)

東京都出身、早稲田大学文学部卒業。在学中、ニューオルリンズジャズクラブで後に伴侶となる外山喜雄氏と出会う。75年、外山喜雄とデキシーセインツ結成、以後、喜雄氏を内助の功で支えながら、同バンドのメンバーとして現在に至る。国家戦略大臣表彰(2012)<夫妻で受賞>、ミュージックペンクラブ音楽賞特別賞(2019)<夫妻で受賞>。

 

原田イサム(はらだ・いさむ)【ドラム奏者】1931年9月28日生まれ(満89歳)

神奈川県出身、47年、京都の米軍キャンプでプロデビュー。50年、「アーニー・パイル・オーケストラ」参加。51年、「多忠修とゲイスターズ」。53年に移籍した「鈴木章治とリズムエース」が録音した<鈴懸の径(58年)>が空前のヒットとなる。61年、「原田イサムとソフト・スティックス」結成、現在も現役最年長ドラマーとして活動している。現、日本楽友会長。日本ジャズ音楽協会ジャズ大賞(2019)。