当協会推挙による叙勲・表彰受章者​

当協会は、正式な発足以前より、ジャズ関係者への栄典授与を目指した積極的な働きかけを行い関係行政機関のご理解を得て、これまでに下記の方々への褒章、表彰等を実現しています。

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2014年度　文化庁長官表彰

前田憲男　Norio Maeda　ピアニスト、作編曲家
幼少より読譜を学ぶ。大阪府立桜塚高等学校卒業と同時に、プロのジャズ・ピアニストとして活動を開始。ピアノ・指揮法とも独学で習得する。1955年に上京、名門ジャズ・バンド「西条孝之介とウエスト・ライナーズ」などのメンバーとして活躍。1980年には「前田憲男とウィンドブレイカーズ」を結成。ビッグ・バンド・アレンジを数多く手がけるほか、東京フィルハーモニー交響楽団のポップス部門音楽監督。2003年からは大阪芸術大学音楽学科教授を務めた。【2018年11月25日逝去】

2015年度　文化庁長官表彰

瀬川昌久　Masahisa Segawa　評論家
1924年（大正13年）６月18日東京府生まれ。東京帝国大学法学部在学中の1942年に学徒出陣。戦後は太平洋方面の抑留者の帰還業務に従事。復学して1950年東京大学法学部卒業後、富士銀行に入行する。ニューヨーク駐在中より評論活動を開始。来日することのなかったチャーリー・パーカーらの演奏を本場で聴く経験を持つ。富士銀行退職後は、音楽関連の企画などを精力的に行う。著書は『ジャズで踊って—舶来音楽芸能史』『瀬川昌久自選著作集』他。レコード各社の戦前の貴重な音源発掘事業は高く評価されている。【2021年12月29日逝去】

2016年度　文化庁長官表彰

内田晃一　Koichi Uchida　ヴァイブラフォン奏者、元『ジャズワールド』編集長
1927年（昭和２年）１月15日栃木県鹿沼市生まれ。1947年芝浦工業専門学校（現・芝浦工業大学）建築科卒業。新宿区内の建設会社に入社したが間もなく肺結核となり宇都宮で療養後、栃木新聞に入社。当時宇都宮工業高校生だった渡辺貞夫とアマチュアのジャズ・バンドを組み、市内のダンスホールや米軍クラブなどで演奏。1951年上京しプロ・ミュージシャンとして活動開始。1979年月刊新聞『ジャズワールド』を発刊。とくにヴォーカル界の活性化と発展の場を提供した。2016年文化庁宮田亮平長官より文化庁長官表彰を受けた。

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2014年度 文化庁長官表彰・2018年度 文部科学大臣表彰
秋満義孝　ピアニスト　2017年度　ジャズ大賞受賞

2017年度 文化庁長官表彰
猪俣 猛　ドラム奏者　2017年度　ジャズ大賞受賞

2018年度 紫綬褒章
小曽根 真　ピアニスト　2017年度　ジャズ大賞受賞

2018年度 文部科学大臣表彰
五十嵐明要　サックス奏者　2017年度　ジャズ大賞受賞

2018年度 文部科学大臣表彰
外山喜雄　トランペット奏者　2017年度　ジャズ大賞受賞

2018年度 文化庁長官表彰
森 寿男　バンドリーダー　2017年度　ジャズ大賞受賞

2019年度 文化庁長官表彰
佐藤允彦　ピアニスト、作編曲家　2018年度　会長賞受賞

※プロフィールは当協会授賞各賞のページをご覧ください。